寮付きの仕事を探す

寮付きの仕事は王道パターン

寮付き仕事は諸刃の剣と心得るべし!

寮付き食事付きの仕事にありつけたら、ホームレス状態は解消されるし食事の心配もしなくていいしで良いことづくめな気がしますよね。

しかし、寮付きの仕事はそんなパラダイスかというとどうもそうとばかりも言えないようです。
寮付きの仕事で検索すると多く出てくるのは

警備員

現場仕事

風俗

工場

季節労働(農場)

などで、はっきり言ってどれもまあまあ過酷な肉体労働ばかりがヒットします。
どんな仕事もそれなりにしんどいところはありますので、贅沢は言っておれないのですが、まあまあキツイ肉体労働系の仕事が多いという認識を持っておきましょう。
 

寮付き仕事はまあまあキツい肉体労働

ここを読んでいるあなたの年齢や体力にもよりますけど、ホームレス状態からの脱出の一つの王道パターン、それが寮付き食事付きの仕事なのは間違いありません。

では寮付きの仕事の問題点は他にはないのでしょうか?
寮付きの仕事に就けば後はめでたしめでたしのなか?

答えからいいましょう。

世の中そんなに甘くないようです!


寮貧困ビジネスが増殖中

寮貧困ビジネスとは何か?
ごくごく簡単に言うと、寮付き食事付きで1日3500円かかり、3日に1回仕事をやらせて現金を渡さないで飼い殺しにするというものです。


日給10000円で寮費が1日3500円と聞けば、パッと考えて1日6500円も浮くし、土日が休みでも浮いた分で余裕で払えるな、と考えるわけです。
でも、実際に寮に住みだすと仕事は3日に1回程度。


生かさず殺さずで半永久的にそこの寮貧困ビジネスに食い物にされてしまうわけです。

もっと仕事をしたいと訴えても、今は不景気で仕事がないんだから皆で仕事を分かち合わないとなどと言われ、仕事をしたいと訴えた側が皆の分の仕事を盗る不届きものみたいに思わされるような雰囲気に持っていかれますが、それなら労働者を募集するなよ!と反論したくなりますよね。


3日に1回働くだけで屋根のある所に住めてご飯も食べられるって考えたら、食べるものもない路上生活よりはマシだっていうのが寮貧困ビジネス業者の言い分なんですが、あなたはどう思います?

極寒地獄がいいか灼熱地獄がいいかって二者択一を迫られている気がして自分だったらどちらもご免こうむりたいところです。


住居と仕事を同時に失うリスク

寮貧困ビジネスに引っかからなかったあなたも、他のリスクにも注意を払うべきでしょう。


寮付きの仕事は、住む所と仕事を同時に得られるメリットがありますが、裏を返せば住む所と仕事を同時に失うという事態も起こりうるわけです。
雇う側は、こちらを行くあてがないんだろうと足元を見て給料に見合わない過酷な労働を強いてきたり、寮で古参の住人がボスづらをして威張っていたりして、決して良好な労働環境や居住環境ではない場合も予想されます。

で、そういった理由が元で仕事を辞めてしまったら。

そうまたホームレス状態に逆戻りです。
おまけに未払いの賃金があると、やれ寮の部屋の掃除代だ、クリーニング代だと数万円ものお金を引かれたりすることもあります。

寮付きの仕事は短期と考える

結論ですが、その性質上、ホームレス状態から一気に脱出出来る王道パターンではあるものの、仕事のキツさ、寮貧困ビジネスの存在(多かれ少なかれ、寮付きの仕事には寮貧困ビジネスの要素はあります)、住まいと仕事を同時に失うリスクを考慮すると、初めから寮付きの仕事は短期間のみになると心に決めておくのが賢明だと思います。

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