病院に行けない
病院に行けない
体調が悪いのに
「健康保険証がないから」
「払うお金がないから」
という理由で病院に行けない人に知ってほしい情報です。
大丈夫です。お金がなくても住所がなくても健康保険証がなくても医療は受けられます。
無料低額診療事業 いうのですが、字面は似ていますが悪名高い貧困ビジネスである無料定額宿泊所とは全くの別物でめちゃくちゃありがたい制度です。
どうやって病院に?
無料低額診療事業 + 都市名(あなたの居る) で検索すると出てきます。
大阪で例をあげますと
https://www.oskmin.com/medical_care/lowprice_medical/
というのが出て来て、その中に無料低額診療事業をやっている病院の一覧があります。
適用基準は医療機関によって定められており、医療相談員が面談し、公的制度や社会資源の活用の可能性を検討したうえで、適合を判定することにしています。まずは相談してみてください。
すごいのは西成
すごいのは日本最大のスラム街と呼ばれる西成のあいりん地区の無料低額診療事業です。
西成区役所 保健福祉センター分館に行って
あいりん地区で路上生活をしていて体調が悪いと、保健福祉センター分館の2階に行って申告すれば、診察依頼券というものが貰えて、近くの大阪市社会医療センターという立派な出来たばかりの病院で診察治療が受けられます。
身分証もいりません。厳密には無料ではなく、今はいいけど払えるようになったら医療費を払ってねという制度ですが事実上無料ですよね。お金がないのですから。
お金も身分証もない、住所もない人でも医療が受けられます。
福祉の世界ではこういう情報を知っている人だけが得をして、知らない人は制度の存在自体を知らずに損をしているってのが常態化していまして、少し義憤に感じたのがこのサイトを作ったきっかけです。
お金がなくても保険証がなくても住所がなくても病院へは行けます。
ホームレス生活では体が資本です。
体調が悪い時は迷わず病院へ行きましょう。
こういった手続きをするのすら無理なほどしんどい、もう死んでしまいそうな時は迷わず救急車を呼びましょう。
無一文の身分証なし住所なしでも治療してくれますし、病院にいるソーシャルワーカーが医療保護(病院に入院中だけの生活保護)を申請してくれると思います。
医療保護の場合は、退院したらまた無一文のホームレス生活ですけどね。
生活保護を受給したいなら別ページで詳しく書いてますので参考になさってください。